Ja'Gwaan?

>>Japan/Jamaica News<< レゲエミュージックから政治まで!

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最終回

なんかダラダラと長い連載になってしまいましたが・・・

自分なりのまとめ。

面白い事実。
マイケル・ジャクソンを大好きなジャマイカ人は多い。
というかレゲエ・アーティストで影響を受けた、もしくはこれから共演したいと言う人が少なくない。
もちろんMJさんがゲイかどうかは定かではありませんが、少なくとも、アンチ・ゲイの人たちが
容認しない外見をカレが持っていることは事実。

またエレファント・マンも、外国人からしたら、「そっち系」と取られても決しておかしくない
ファッション・センスを持っていながら、一度も疑われた事はない。

偉大なるダンサー・ボーグルもしかり。

ここで思い起こされるのは、ちょっと飛びますけど映画『ドゥ・ザ・ライトシング』で語られたこと。
スパイク・リー演じるムーキーが、黒人を憎んでいるイタリア人・ピノに
好きなバスケット・ボール選手、映画スターは誰かと聞くと、
「マジック・ジョンソン、エディ・マーフィー」と答える。がすかさず、
「でも奴らもプリンスも‘黒人じゃない’んだ。‘黒人を超えたもの’だから好きなんだ」と答えるシーン。

すごく表してます。

実は、肌の色でも、性的指向でもなく、結局「階級」「格差」意識。

やっぱり、ここにいきついちゃいました。

虐げられている男性性と格差意識が生み出す、極端な同性愛嫌悪。
この極端さの裏側には、
極端な格差と極端な男性性の無力さがある、と。

そしてなぜ繰り返し繰り返し、この手の曲がダンスホールで歌われるのかは・・

もちろんダンスホールは、もともとジャマイカの、しかも富裕層ではなく
ゲットー・ピープルのための音楽でした。
彼らを励まし、楽しませるために生まれた音楽だから、彼らの求めるものを作ろうと
アーティストもやってきたわけです。

これがジャマイカ内だけで終わってしまうような、力の弱い音楽だったら、ある意味では問題が
なかったのかもしれません。
でもジャマイカの音楽は力強く、小さな島国を飛びぬけ、いまや世界中を駆け巡り、
それを聴きたがる人たちがこんな極東の国にまで沢山います。

そして多くのダンスホール・アーティストは、相変わらずやはり、ゲットー・ピープルのための
音楽をうたい続けていて。

そこで生じるのがこの摩擦なのかな、と。

こう考えると、成功を目指してはいても世界マーケットで受け入れられるより、
地元ジャマイカでの人気の方を大切にしているように見えるアーティストが多い
のも合点がいきます。

ふぅ、と自分なりに振り返ってみて。

なんだかこんなふうに、「なんでだろう?」って思うから色々考えてみたのも、
結局ジャマイカやレゲエがどんなに好きでも、「ホモは死ね!」なんて言えないなー
と思ってた自分に、その答えを見つけてあげたかったからみたい。

なんかそれって英語を覚えたてですぐ「FuXk U!」とか
「Bombo Klaxt」って言っちゃってるのとおんなじかもって。

なんかカッコわるーっていう感じがしちゃって。

でも恥ずかしながら白状すると、自分がそうだったんですよね。

小さな時から同性愛者になんの抵抗も差別意識も持っていなかった
(イヴ・サンローランはじめ、ゴルチエ、アルマーニとかモード界のデザイナーや
ダ・ヴィンチ始めトルーマン・カポーティ、ジョディ・フォスターとか才能の秀でている
人たちには同性愛者が多いのは「才能に惚れあうから、芸術家には性は関係ない」
という母の自論にもけっこう納得していたし、
飼ってたインコの名前は「おすぎとピーコ」うそだけど。)
なのに、
レゲエを聴き始めのころは、やっぱり影響されて、その手のチューンがかかると
「ふぃ・でっ!」とか叫んじゃってました。。。。ハイ

「エンターテイメント」っていわれちゃえば、もう何もいえない。

でもバティマン・バッシングに「そうだそうだ~」ってタオルまわしてる連中の後ろに、
その何倍も「それほんまにいうてんの?」と内心思いつつ、目をつむってくれてる
寡黙なレゲエファンもいる事を日本のアーティストも忘れないでほしいかな、と。


なんかまとまったんだかどうだか甚だ不確かではございますが、
宴もたけなわということで・・・・・
以上。

本書のこの項も、これだけのネタに留まらず、さらに多岐にわたって考察してあるし、
他の項も読みどころ満載。

本当にお勉強になります。
この機会にぜひ!                                  

boy.jpg


キングストン、ダウンタウン・マーケットにて。2006

  1. 2008/12/17(水) 18:00:00|
  2. Jamaica

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